2008年06月19日

都市工学分野からの東京史研究の成果

東京歴史科学研究会の機関誌『人民の歴史学』176号に、
「都市工学分野からの東京史研究の成果――『銀座四百年』、『帝都復興と生活空間』を読んで」が掲載されています。

岡本哲志さんの『銀座四百年』と田中傑さんの『帝都復興と生活空間』を紹介させていただきました。

理系の分野で近現代東京の歴史についてどのような研究が行われているか、これにわたしたちはどのように応答していくべきか、広い視野で考えていくことが大事なんだろうと。考えていかなければなと、そう思うわけです。

私の紹介の記事はともかく、両書とも興味深い本ですので、ぜひ読んでいただければと思います。

ちなみに、今回の『人歴』には成田龍一さんの「現代都市を生きる感性と歴史学――「戦後歴史学」と都市史研究」も掲載されています。流動的な現在にあって歴史学はどうしよう、「方法としての都市史」の可能性は、といったことについて。むしろこちらをお読み下さい。

posted by miya at 22:53| 歴史

2008年06月14日

1910年代の意匠論における個人性と民族性 ――斎藤佳三の住宅改良論を中心に――

2008年6月21日(土)に日韓次世代学術フォーラム 第5回国際学術大会 分科9(文化・芸術)で報告します。

報告のタイトルは「1910年代の意匠論における個人性と民族性 ――斎藤佳三の住宅改良論を中心に――」です。

以前書いた斎藤佳三論を発展させたもの。個人性の部分が強調されやすい1910年代の芸術思想のなかに、同時に民族性を強調する側面があったことなどを斎藤の言説を中心に論じる予定です。

日韓次世代学術フォーラム 第5回国際学術大会

日時:2008年6月21日(土)、22日(日)
会場:ソウル大学校人文館(韓国ソウル特別市)
主催:日韓次世代学術フォーラム
主管:ソウル大学校宗教学科 東西大学校日本研究センター
協賛:JAPAN FOUNDATION KOREA FOUNDATION 国民銀行 東亜ドットコム ジョインスドットコム


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2008年06月06日

歴史学にもっと論争を! 安丸良夫『文明化の経験』をめぐって

歴史学研究会近代史部会の佐々木さんからご案内をいただきました。

早稲田大学文学学術院公開シンポジウム
歴史学にもっと論争を! 安丸良夫『文明化の経験』をめぐって
日時:6月14日(土)、13:00開始
場所:早稲田大学戸山キャンパス 36号館682教室 
http://www.waseda.jp/jp/campus/to_up.html
報告:安丸良夫氏、深谷克己氏、大日方純夫氏
司会:金井隆典氏、檜皮瑞樹氏
主催:早稲田大学文学学術院日本近現代史ゼミ・近世史ゼミ・政治学研究科梅森直之ゼミ
ビラ
サイト


posted by miya at 08:11| 歴史

2008年06月01日

「バウハウス・デッサウ」展

東京芸術大学大学美術館で、同大と産経新聞社主催で、
バウハウス・デッサウ展」が開催されています。7月21日まで。

今回の展覧会は1925年から1933年までのデッサウに所在していた時代が中心となり、3部構成になっています。第1部が「バウハウスとその時代」で、アーツ・アンド・クラフツから、デ・ステイル、ドイツ工作連盟、ロシア構成主義といった、バウハウスにいたるモダンデザインの流れのなかにバウハウスが位置づけられます、第2部「デッサウのバウハウス」では、デッサウ時代のバウハウスにおける基礎教育、専門教育の様子が描かれます。そして、第3部「バウハウスの建築」では、バウハウスという名称にみるようにバウハウスの教育の目標とされた建築における成果について、デッサウの校舎やマイスターの住宅について図面や模型で展示されます。ここではグロピウスの校長室の原寸模型が展示されているのが面白い。

こういった感じで、バウハウスのことがわかりやすくまとめられていると思います。

併催されている芸大コレクション展のなかに、芸大建築科学生の、バウハウス(など)に影響を受けた作品が展示されていることです。中村順三などの卒業制作が展示されています。
posted by miya at 00:21| 展覧会