2008年04月13日

ある「シベリア抑留」のライフストーリー

三谷孝(編)『戦争と民衆――戦争体験を問い直す』旬報社、2008年、が刊行されました。



戦争と民衆――戦争体験を問い直す

 目次

 はじめに 三谷孝
 第T部 戦争体験を問い直す
  第1章 〈戦争体験〉――その全体像をめぐる〈人間〉の営み―― 濱谷正晴
  第2章 東井義雄の戦中・敗戦経験とペタゴジー――戦後教育実践に刻んだもの―― 木村元
 第U部 原爆体験
  第3章 原爆被害者と「こころの傷」――トラウマ研究との対話的試論―― 直野章子
  第4章 ある被爆者の原爆体験と証言活動――その思想的営為―― 源氏田憲一
 第V部 沖縄戦
  第5章 沖縄戦と民衆 ――沖縄戦研究の課題―― 林博史
  第6章 本土における沖縄戦認識の変遷 ――軍隊と民衆の関係という論点をめぐって―― 小野百合子
 第W部 中国大陸での戦争に関連して
  第7章 中国における戦時性暴力をめぐる記憶と記録 内田知行
  第8章 ある「シベリア抑留」のライフストーリー――自分史のなかの戦争の記憶―― 佐藤美弥
  第9章 中国東北地区における朝鮮族部隊について――中華人民共和国建国期を中心に―― 李海燕
  補論 「防衛のための戦い」の記憶――中世ノルウェーのレイザングルについて―― 阪西紀子

私は「ある「シベリア抑留」のライフストーリー――自分史の中なかの戦争の記憶」を執筆しました。

「シベリア抑留」経験者にライフストーリーを語っていただき、その語りのなかに戦争経験がどのように位置づけられているか、どのような意味をもつものとされているのか、戦争経験者は自分史をどのような姿勢で語っているのか、といったことについて考えてみたものです。ひとりの「シベリア抑留」の経験者の人生についての証言としても興味深いものになったと思います。

大学の図書館や公共図書館には入るところもあると思います。書店にはかなり大きいところでないと置かれないかもしれません。よろしければお手にとっていただき、お読みいただければと思います。
posted by miya at 03:34| 歴史