2009年11月19日

『近代日本の政党と社会』

『近代日本の政党と社会』が刊行されました。

政党や政治家そのものをこえて、政党と思想、政党と地域といった政党と政治システム外部との関係にまで視野を広げた論文集です。政治史だけでなく、思想史、文化史、社会史と多様なアプローチで近代日本において政党の果たした役割を考察したものとなっています。ぜひお手にとってご覧くださればと思います。

安在邦夫 真辺将之 荒船俊太郎 編著
『近代日本の政党と社会』日本経済評論社、2009年11月

目次

本書刊行に寄せて 安在邦夫
本書の課題と構成 真辺将之

I 政党結成の論理と活動
第1章 植木枝盛と自由党結成 福井淳
第2章 旧幕臣の政党活動――江原素六の明治10年代を素材として 檜皮瑞樹
第3章 大同団結運動末期における愛国公党結成の論理――板垣退助の政党論を通して 真辺美佐
第4章 日露戦後恐慌期の第一次西園寺内閣と憲政本党 木下恵太
第5章 憲政会と「元老待遇」大隈重信――加藤高明首班擁立工作の展開と挫折 荒船俊太郎

II 政党認識の諸相
第6章 政党認識における欧化と反欧化 真辺将之
第7章 『新人』における吉野作造の政党論――日露戦争期に着目して 高橋央
第8章 田中惣五郎における政党史研究の位相――『東洋社会党考』成立の背景 廣木尚
第9章 石橋湛山の政党論――「浮動有権者」として 上田美和

III 政党とその周縁
第10章 自由民権運動における政党と壮士――自由党の壮士への対応と壮士の動向 安在邦夫
第11章 明治後期の移民会社と政党および政治家――亡命民権家と移民会社の関わりを中心にして 松村孝男
第12章 政友会の院外団と「院外青年」 伊東久智
第13章 都市計画反対運動と住民・政党・政治家――槇町線問題の再検討を中心に 佐藤美弥

本書刊行の経緯 荒船俊太郎
本書の刊行を終えて 安在邦夫

posted by miya at 00:22| 歴史